中国の大学で会計学を学んだ後、日本の大学院に進学したのが来日のきっかけです。日本での生活が気に入り、そのまま日本で就職することにしました。
就職活動を始めた当初は会計のコンサルティング会社をメインに探していましたが、会計に関われる他の業種・職種にも視野を広げ、IT業界に興味が湧いてきました。
ハイシンクジャパンを志望したのは、中国でのオフショア開発に魅力を感じたからです。日本と母国との架け橋になりたいと思い、志望しました。
現在は企業の基幹システムの開発・保守を担当しています。具体的には、お客様が商品の在庫や受発注、財務をITで効率よく管理できるようにお手伝いをしています。私はブリッジSEとして、日本のお客様にご要望を伺い、どのような仕様でどのようなものを作るのかという要件を定義し、中国にいるエンジニアに作業内容を伝えています。そして、中国で制作したものを日本のお客様へお届けします。
単なる通訳と思われがちですが、エンジニアの力を最大限に引き出すことが私の役目です。お客様の期待に応えるために、開発する背景や目的、完成イメージ、スケジュールなどをエンジニアにきちんと共有し管理していきます。
勤務形態は在宅、出社から選べます。私の場合、以前は先輩にすぐに相談できるよう、出社することが多かったのですが、独り立ちした今は在宅が多くなっています。
中国との橋渡し役ができるところや、上流工程を任せてもらえるところにやりがいを感じます。私の場合は、3か月の新人研修が終わって最初に配属されたプロジェクトから上流工程に携わることができました。
配属当初は、お客様との打ち合わせがある度に緊張していましたが、徐々に慣れてきました。これまでに出会ったお客様、上司、先輩が優しい方ばかりだったというのも大きいです。
文系出身なのですが、内定後に会社が用意してくれたオンライン学習サービスを利用して、入社までにITの基礎を学ぶことができました。入社後には3か月間の新人研修も用意されています。
プロジェクト配属後も上司や先輩から丁寧に教えてもらえるので、不安はあまり感じなかったです。今はプロジェクトを1人で任せてもらっていますが、最初の2年は先輩と一緒に仕事をしていて、分からないことがあればすぐに相談していました。
文系出身者や未経験者でも安心して働ける環境がハイシンクジャパンにはあります。
旅行が好きで、まとまった休みを取って日本中を旅しています。きれいな景色を見に行くことが好きで、今年は九州全域を回ったり、北海道に流氷を見に行ったりしました。
休暇は基本的に希望通りに取得できます。休暇の前後で仕事を調整しておくことで、連休にすることも可能です。流氷を見に行ったときは、有休と土日を組み合わせて4日間旅をすることができました。
最初から業種、職種を絞り込まない方が良いと思います。私自身、会計を6年間勉強したものの、IT企業に就職しました。視野を広く持って、自分の性格に合った仕事、自分の知識・能力を活かせる仕事とは何かを考えていくと、自分が思いもしなかった素敵な企業に出会えるかもしれません。
また、もしIT企業を志望するのであれば、簡単なプログラムでも構わないので、まずは挑戦してみると良いと思います。最初からプログラムの中身に踏み込むのではなく、ロジックを身につけることが大切です。ロジックを事前に勉強し身につけておけば、研修を経て、入社後もスムーズに業務に取り組めると思います。
(2021年撮影 / 2022年大連華信は信華信に社名を変更いたしました)
(2021年撮影 / 2022年大連華信は信華信に社名を変更いたしました)
(2021年撮影 / 2022年大連華信は信華信に社名を変更いたしました)